”食物繊維たっぷり” ”コレステロール0”
家族性高コレステロール血症の私は、自分に合った「血中コレステロール値を上げない、摂取エネルギーを抑えたおいしいグラノラを作ろう」と思い立ちました。
より食物繊維を多くし、摂取エネルギーを押さえるため、小麦粉を使わないことにしました。
こうしてできあがったグラノラは、サクサクしてほんのり甘く、後を引くおいしさで、ついつい手が伸びてしまいます。ビールやコーヒーのおつまみにもぴったりです。
開発者 松本 京子 (Kyoko Matsumoto)
あかねグラノラをおすすめする4つの理由
1. 食物繊維を多く含む大麦、オートミールを主原料としています。
大麦には水溶性食物繊維、オートミールには不溶性食物繊維が多く含まれています。
水溶性食物繊維は、食後の血糖値の急激な上昇を抑制作用やコレステロール低下作用があり、不溶性食物繊維は、大腸の働きを促すはたらきがあるといわれています。
2. 小麦粉を使っていません。
小麦粉のGI値※が60であるのに対し、大麦は31です。血糖値を気にする方にも安心してお召し上がりただきたいため、小麦粉は使用せずに製造しております。
※GI値:血糖値上昇の度合いを示す。ブドウ糖を100としたときの相対値。
3. オリーブオイル、できる限り減らしています。
あかねグラノラに使用している油脂は、100%エキストラバージンオリーブオイルのみです。オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、悪玉コレステロールを除き、動脈硬化や心臓病や高血圧に効果があるといわれています。
4. コレステロールを含んでいません。
コレステロールを気にされている方にも、あかねグラノラを安心して食べていただきたい。この想いから、コレステロールを極限まで抑えた製品づくりを行っています。また、あかねグラノラには、冠動脈性心疾患のリスクが低下することが知られているアーモンドを使用しています。
素材へのこだわり
あかねグラノラは厳選した熊本県産大麦を使用しています。
大麦(熊本県産)
あかねグラノラ大麦には、グラノラ用特殊加工の熊本県産の大麦を使用しています(大麦を使用したグラノラは日本初)。
大麦にはβ-グルカンなど水溶性食物繊維が豊富です。
(詳しくは食物繊維へのこだわりへ)
アーモンドスライス(アメリカ産)
食物繊維を増やすため、皮つきのアーモンドスライスを使用しています。アンチエイジングにいいといわれるビタミンEをはじめ、カルシウム・鉄分・マグネシウム・亜鉛などが豊富です。アーモンドの皮にはポリフェノールも含まれています。
メープルシロップ(カナダ産)
あかねグラノラを開封したとき、ふんわり香るメープルシロップの香りは食欲をそそります。カナダ産のメープルシロップには、他の糖に比べてカリウムやカルシウムが豊富で、最近では糖尿病の予防効果があることも明らかになってきました。
はちみつ(カナダ産)
はちみつには、カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛・鉄・ミネラル類が豊富に含まれており、特に多く含むカリウムは、高血圧の予防に効果的であるといわれています。カリウムは「自然の降圧薬」ともいわれるミネラルです。
オリーブオイル(スペイン産)
あかねグラノラに使用するオイルは、100%エキストラバージンオリーブオイルを使用しています。
オリーブオイルに含まれるオレイン酸という不飽和脂肪酸の一種は、血液中の悪玉コレステロールを減らす効果があります。
シナモン(マレーシア産)
あかねグラノラのシナモンは、ほんのり香る程度に使用しています。
シナモンに含まれているシンナムアルデヒドには、毛細血管の修復・老化防止の効果があります。血行を促進して冷え症を改善する効果もあり、女性にうれしいスパイスです。
オートミール(アメリカ産)
あかねグラノラオートミールには、不溶性食物繊維の多いオートミールを使用しています。
不溶性食物繊維は、おなかの調子をすっきり整えるはたらきをします。
(詳しくは食物繊維へのこだわりへ)
加工黒糖シロップ(沖縄県産)
黒糖蜜味に使用しているのは、沖縄県産さとうきびで作った加工黒糖シロップです。黒糖はミネラルバランスの取れた食品で、貧血防止、冷え性改善などの効果が期待されています。
食物繊維へのこだわり
「あかねグラノラ」は、”食物繊維たっぷり”にこだわっています。
日本人に不足しがちで、生活習慣病に関連の深い食物繊維についてご紹介します。
食物繊維とは
厚生労働省ホームページe-ヘルスネットの「脂質異常症の予防・治療と食事」の中でも、食物繊維を増やすと血中コレステロール値が下がることがしっかり説明されています。
また、e-ヘルスネットには、欧米では一日あたり24g以上の摂取で、心筋梗塞のリスク低下が観察されるとの報告があること、現在ほとんどの日本人は1日あたり14g前後で不足気味であり、日本人の食事摂取基準2015年版では成人での食物繊維摂取目標を男性 20 g/日以上、女性 18 g/日以上とし、積極的に摂取するよう勧めていることなどが書かれています。
食物繊維を多く含む食品
・オートミール、押麦、玄米などの穀類
・里芋、さつまいもなどのいも類
・あずき、納豆などの豆類
・オクラ、ごぼうなどの野菜類
・アボカド、きんかんなどの果実類
・干ししいたけ、エリンギなどのきのこ類
・ひじき、わかめなどの藻類
・里芋、さつまいもなどのいも類
・あずき、納豆などの豆類
・オクラ、ごぼうなどの野菜類
・アボカド、きんかんなどの果実類
・干ししいたけ、エリンギなどのきのこ類
・ひじき、わかめなどの藻類
不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の違い
食物繊維は、水に溶けない不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維に分かれます。
不溶性食物繊維
胃や腸で水分を吸収して何倍にも膨らみ、腸を刺激して便秘を予防します。
不溶性食物繊維の種類
・セルロース、ヘミセルロース ……野菜、穀類など植物性食品に含まれる
・キチン、キトサン ……カニの甲羅、エビの殻に含まれる など
水溶性食物繊維
水分を吸収して膨らみゆっくり移動するため満腹感をもたらします。
水分を吸収してゼリー状となった食物繊維は脂質、糖、ナトリウムなどを吸着して身体の外に排出する働きをします。
このため、
・ 肥満を予防する
・ 血中コレステロール値を低減させる
・ 食後の血糖値の急激な上昇を抑制する
など、生活習慣病の予防・改善にも効果が期待できます。
水溶性食物繊維の種類
・ ペクチン 果物に多く含まれる
・ グルコマンナン こんにゃくの主成分
・ アルギン酸 褐藻類(コンブ、ワカメなど)に含まれる
・ カラギーナン 紅藻類(スギノリ、ツノマタなど)に含まれる など
参考資料
厚生労働省ホームページ e-ヘルスネット
食物繊維
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-016.html
食物繊維の必要性と健康
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-001.html
厚生労働省ホームページ 「日本人の食事摂取基準」2015年版
炭水化物 食物繊維
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000042632.pdf
文部科学省 ホームページ 第2章 日本食品標準成分表 PDF(日本語版)
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/1365420.htm